Ender-3 V3 Plus セットアップ・設定メモ
ファームウェア復旧、Fluidd接続、エクストルーダー回転方向の修正など、Ender-3 V3 PlusのSSH経由セットアップ記録
Assisted by Claude Opus
プリンター情報
| 項目 | 値 |
|---|---|
| モデル | Ender-3 V3 Plus |
| ファームウェア | Klipper(Creality カスタム) |
| 接続先IP | 192.168.0.230 |
| SSH認証情報 | root / creality_ender3v3 |
| Web UI | Fluidd(ポート4408) |
ファームウェアの復旧とアップデート
USBドライブの準備
ファームウェアをUSBメモリ経由で書き込む場合、以下のフォーマットが必須です。
- ファイルシステム: FAT32
- アロケーションユニットサイズ: 4096バイト
macOSの場合、ターミナルからフォーマットできます。
diskutil eraseDisk FAT32 UNTITLED MBRFormat /dev/diskN
注意点:macOS特有のファイル
macOSでUSBにファイルをコピーすると、._ で始まる隠しファイル(リソースフォーク)が自動生成されます。プリンターがこれを読み込もうとしてエラーになることがあるため、コピー後に削除が必要です。
dot_clean /Volumes/USBドライブ名
# または
find /Volumes/USBドライブ名 -name '._*' -delete
ファームウェアの書き込み
USBメモリにファームウェアファイル(例:F001_ota_img_V1.2.3.28.img)を配置し、プリンター前面のUSBポートに挿入後、SSH経由で以下を実行します。
ssh root@192.168.0.230
# パスワード: creality_ender3v3
/etc/ota_bin/local_ota_update.sh /tmp/udisk/sda1/*.img
成功すると ota update ok と表示されます。完了後はプリンターを再起動し、設定メニューから工場出荷時リセットを実行してください。
0バイトファイルに注意
コピーしたファームウェアファイルのサイズが0バイトになっている場合は、正常に読み込めません。コピー後に必ずファイルサイズを確認してください(正常であれば150MB前後になります)。
ls -lh /Volumes/USBドライブ名/*.img
# → 159M 程度であること
Fluidd Web UIへのアクセス
ファームウェア更新後、Fluiddの管理画面(通常 http://プリンターIP/)にアクセスできなくなった場合があります。
原因
Ender-3 V3 PlusのNginx設定で、Fluiddがポート4408でリッスンしていました。
SSH接続して nginx.conf を確認すると、以下の設定が見つかりました。
server {
listen 4408 default_server;
root /usr/share/fluidd;
...
}
解決
ブラウザで以下のURLにアクセスします。
http://192.168.0.230:4408
エクストルーダーの回転方向修正
エクストルーダーモーターの回転方向が逆の場合、printer.cfg の dir_pin 設定を変更します。
手順
SSH接続後、設定ファイルを編集します。
vi /usr/data/printer_data/config/printer.cfg
[extruder] セクション内の dir_pin を確認します。
# 変更前(正回転)
dir_pin: nozzle_mcu:PB4
# 変更後(逆回転 - ! を追加して論理反転)
dir_pin: !nozzle_mcu:PB4
! は論理反転の意味で、これだけでモーターの回転方向が逆になります。すでに ! がある場合は、削除すれば元に戻ります。
設定の反映
変更後、Klipperを再起動して反映します。
/etc/init.d/S55klipper_service restart
この設定は printer.cfg に書き込まれるため、電源を切っても永続化されます。